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iDeCo改正はいつから?2026年12月の上限・70歳未満への拡大と注意点を解説

iDeCo改正2026。掛金上限・加入年齢・受け取りの変更点を解説

なやめる君
なやめる君

iDeCo改正で、いくら積み立てられるの?

「改悪」って聞くけど、何に気を付ければいい?

大きく変わるのは、2026年12月からの掛金上限と加入年齢です。

2026年10月20日時点。12月の改正は、現時点では施行前です。

今回の改正、まずはこの3つ

¥掛金の枠広がる積立できる年齢70歳未満へ受け取り・費用要チェック
月6.2万円は企業年金との共通枠。年齢拡大にも条件があります。
フラン
フラン

自分の区分に関係するところから、確認しましょう!

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iDeCo改正はいつから?

変更ごとに、実施時期が異なります。

「すでに変更」と「これから」を分けよう

2026年1月受取時の税制を変更実施済み2026年4月マッチング拠出の制限撤廃実施済み2026年12月掛金上限・加入年齢を拡大これから2027年1月引落連合会の手数料を変更これから
4月は企業型DCの本人掛金が会社掛金以下という制限の撤廃。制度全体の上限はあります。

新しい掛金上限は、2026年12月分から。

通常の口座引落しは2027年1月分からです。

出典:厚生労働省・改正スケジュール

出典:iDeCo公式・掛金変更の案内

掛金上限はいくらに増える?

まずは、自分の区分を確認しましょう。

企業年金のない会社員の場合

2026年11月分まで月2.3万円2026年12月分から月6.2万円
iDeCo+を利用する場合は事業主の掛金も含む共通枠です。
主な区分11月分まで12月分から
自営業等月6.8万円月7.5万円
会社員/企業年金なし月2.3万円月6.2万円
会社員・公務員/企業年金あり原則最大月2万円企業年金と合計月6.2万円以内
扶養配偶者/第3号月2.3万円月2.3万円
自営業等と国民年金の任意加入者は、国民年金基金等との共通枠。企業年金ありの改正前は、企業年金と合計月5.5万円以内。

国民年金基金に月2万円を出していたら?

改正後の共通枠7.5万円基金2万円を引くと5.5万円iDeCoの原則上限

自営業者などは、国民年金基金の掛金や付加保険料も関係します。

出典:厚生労働省・職業別の拠出限度額

企業年金のある人は、勤務先の金額を引く

会社員・公務員は、自分だけで月6.2万円を使えるとは限りません。

会社員の例:自分の枠は「残り」の部分

月6.2万円の共通枠会社2万DBiDeCo 3.2万6.2 − 2 − 1 = 3.2万円会社掛金2万円 + DB等の相当額1万円の例

DBは確定給付企業年金のこと。

掛金相当額は、給与から引かれる金額とは限りません。

企業型DCの会社掛金・DB等の相当額は、人事・総務に確認しましょう。

マッチング拠出を使っている人は

iDeCoとの同時利用はできない会社の制度と比べ、どちらを使うか選ぶ

出典:厚生労働省・確定拠出年金の概要

70歳未満なら誰でも加入できる?

2026年12月からは、60歳以上70歳未満の一定の人にも対象が広がります。

積立の選択肢が、60代後半にも広がる

60歳65歳70歳対象を拡大加入できるのは一定の条件を満たす人
国民年金被保険者でない人にも対象を拡大。年齢だけで加入可否は決まりません。

国民年金の被保険者でない人は、原則として次のいずれかに当てはまることが必要です。

フラン
フラン

積み立てられる年齢と、受け取りを始める年齢は別です。

年金を受け取り始める前に、加入条件も確認しましょう。

これまでのiDeCo・企業年金とのつながり

1iDeCoに加入している掛金を出して積立中2iDeCoの運用指図者掛金を止め、運用だけ続けている3企業年金から資産を移すiDeCoへの移換を行う

さらに、老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給していないことなどが必要です。

受取状況もチェック

マッチング拠出をしていないiDeCoとの同時利用は不可年金の受給状況を確認老齢基礎年金・iDeCo給付の受給に注意

上の3つに当てはまらない人には経過措置

2029年11月末まで条件を満たせば新規加入も可能
60歳以上70歳未満で、年金の受給状況などの条件を満たすことが必要です。

出典:iDeCo公式・加入年齢と経過措置

「改悪」と言われる注意点は?

受取時の「10年ルール」

iDeCoを一時金で受け取ると、退職所得控除の対象になります。

5年離しても、調整の対象になり得る

2026年iDeCo一時金を受け取る2031年会社の退職金重複期間を確認
2026年1月1日以後に受け取ったiDeCo等の一時金を先に受け取る例。2031年の前年以前9年内に2026年が含まれます。

会社の退職金と計算の基になる期間が重なる場合は、控除額が調整されることがあります。

これが、一般に「5年ルールから10年ルールへ」と呼ばれる変更です。

受け取る順番で、確認する期間も変わる

iDeCo一時金 → 会社の退職金原則:前年以前9年内を確認会社の退職金 → iDeCo一時金原則:前年以前19年内を確認
同年の受取や過去の受取額などでも計算は変わります。期間を空けるだけで税金ゼロとは限りません。

受取額・加入期間・勤続期間・受取年をそろえて、金融機関や税務署などへ確認しましょう。

出典:国税庁・退職所得控除の調整

2027年1月引落分から手数料も変更

国民年金基金連合会の手数料

いま105円掛金を出すとき改定後月120円2027年1月26日引落分〜
毎月積み立てる人は、この手数料だけで年180円増。

年単位拠出でも、月120円に拠出期間の月数を掛けた金額が適用されます。

月120円が、費用の総額ではありません

金融機関・事務委託先の費用別途かかる手数料を確認投資信託の信託報酬など選ぶ商品によって異なる
新規加入時等の手数料2,829円は変更ありません。

出典:国民年金基金連合会・手数料改定

上限まで掛金を増やすべき?

上限が広がっても、無理に使い切る必要はありません。

まずは、お金を使う時期で分けよう

近いうちに使う生活費・学費預金などで確保老後まで使わないiDeCo原則60歳まで引出不可
受給開始年齢は、通算加入者等期間などで異なります。

投資信託など、運用商品によっては元本割れのリスクがあります。

出典:iDeCo公式・受給条件と運用上の注意

掛金は全額が所得控除の対象。

課税所得がある人は、税負担を軽くできる場合があります。

掛金の所得控除:年の軽減額の例

月1万円2.4万円月2万円4.8万円月3万円7.2万円
年間掛金×20%の単純計算。限界税率が所得税10%・住民税10%で一定と仮定し、復興特別所得税等は省略。実際は所得・控除で異なります。

もともと所得税・住民税がかからない人は、掛金の所得控除による軽減効果を受けられません。

出典:国税庁・小規模企業共済等掛金控除

改正前にやることは3つ

この順番で確認すればOK

1勤務先の年金を確認会社掛金・DB等の相当額を調べる2続けられる掛金を決める生活費・近い将来の支出を先に確保3金融機関で変更手続きを確認受付期限と、反映される月もチェック

上限が増えても、設定額は自動で増えません。増額したい人は、利用先の金融機関で手続き方法を確認しましょう。

出典:iDeCo公式・掛金変更手続き

マルク
マルク

「いくらまで出せるか」と「いくらなら続けられるか」を分けて考えましょう!

関連リンクには過去の記事も含みます。上限・加入条件は本記事と最新の公式案内を優先してください。