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実はまだ現金派なんだけど、キャッシュレスにするとどんなメリットがあるんだろう・・・
キャッシュレスのデメリットについても、きちんと知ってから決めていきたいな。
元大手銀行員でお金のプロの僕たちが、このようなみなさんの疑問やお悩みにお答えしていきます。
①キャッシュレス対応の重要性
②日本のキャッシュレスの現状
③キャッシュレスのメリット5選
④キャッシュレスのデメリット3選
✔本記事の信頼性
Contents
キャッシュレス対応の重要性
今回は、お金について学ぶ上で、一番基本的な考え方と言っても過言ではない『キャッシュレス対応』について、解説していきます。
今回の記事では、クレカ、電子マネー、スマホ決済など現金を使わないすべての決済方法を「キャッシュレス決済」と呼ぶこととします。
みなさんは、どれくらいキャッシュレスに対応していますか?
お金に少し強い人であれば、「キャッシュレス対応」は当たり前の話だと思いますが、意外とこれがまだできていない人が多いと感じています。
『現金をメインで使ってる』というのは、『まだSuicaやPASMOじゃなくて、きっぷ買って電車乗ってるの?!』くらいヤバイと思っています。笑
まだ現金をメインで使って生活しているようでは、お金が貯まる仕組みが出来ているとは言えません。
「キャッシュレス対応」を習慣化することで、経済的にも、利便性的にも、日々の生活を快適に過ごしていきましょう。
今回説明することは、一度仕組みをつくってしまえば、それに従って日常生活を送るだけ、というのがベースになりますので、最初以外は負担なくできるというのが特徴です。
最初は面倒でも仕組みを理解し、その仕組みを賢く使うことで、自然とお金が貯まっていく仕組みをつくっていきましょう。
それでは、順に説明していきます。
日本のキャッシュレスの現状
日本は世界に比べ、キャッシュレスへの対応が遅れている、そんな話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
下の表をご覧ください。
国名 | キャッシュレス決済比率 |
---|---|
韓国 | 96.4% |
イギリス | 68.6% |
中国 | 65.8% |
オーストラリア | 58.2% |
カナダ | 56.3% |
アメリカ | 47.0% |
日本 | 26.8% |
日本のキャッシュレスへの対応は、世界各国に比べ、だいぶ遅れていることがわかると思います。
韓国では、結婚式の受付がQRコードの紙を持って、ご祝儀を集める、今はそんな時代です。
今後、日本でもキャッシュレス決済が広まっていくことは間違いないので、まだ現金派の方は早めに慣れておくことをオススメします。
キャッシュレスのメリット5選
それでは、次にキャッシュレスにすることのメリットをみていきましょう。
- キャッシュバックやポイントがある
- スピーディーな決済ができる
- 財布を持ち歩かなくてよい(パンパンにならない)
- 履歴が残るので会計簿管理が簡単
- 個人間送金が簡単にできたり割り勘機能がある
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきます。
メリット①:キャッシュバックやポイントがある
まずはなんと言っても、キャッシュバックやポイントの付与があり、現金で支払うより経済的にメリットがあることです。
僕は、経済的なメリットがあっても、面倒だったり、時間がかかるものは基本的にやりません。しかし、これは仕組みさえ作ってしまえば、毎日の買い物でメリットが得られるので、みんなやるべきだと思っています。
ここで、キャッシュバックやポイントなんてどうせ数%だと思っている方は、よく考えてみてください。
- メガバンクの普通預金の金利は0.001%
- メガバンクの定期預金の金利は0.002%
- 企業の財形貯蓄や積立貯金の金利は0.3%程度
今は、1,000万円をメガバンクの定期預金に預けても、利息が160円(税引き後)しか付かない超低金利時代です。
そんな時代に、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済などを利用することで、数%のキャッシュバックやポイントが入ります。
これは年間を通して考えれば、相当な経済的なメリットになります。
メリット②:スピーディーな決済ができる
2つ目のメリットは、決済がスピーディーにできることです。
スーパーのレジで、現金を出したり、おつりをもらったりという手間が省け、かなりスピーディーな決済が可能です。
日常生活の小さなストレスを解消できるだけでなく、最近では新型コロナウィルスの対策としても現金に触れないのは安心できますね。
メリット③:財布を持ち歩かなくてよい(パンパンにならない)
3つ目のメリットは、財布を持ち歩かなくてよい(パンパンにならない)ことです。
僕らは、普段スマホとコンパクトな財布だけを持ち歩く生活になっています。
荷物が減って便利ですし、何か買ってもおつりが出ないので、小銭で財布がパンパンになることもありません。
財布を持ち歩かなくていい(パンパンにならない)ことは、普段スーツを着ている方は特に嬉しいんじゃないかと思います。
メリット④:履歴が残るので会計簿管理が簡単
続いてのメリットは、キャッシュレス決済は購入履歴が残るので、スマホの会計簿アプリで簡単に管理ができるという点です。
お金に弱い人の特徴として、「何に使ったかわからないけど、お金が貯まらない」ということが結構あります。
かと言って、レシートを1つ1つ記録するのはとても大変なので、家計簿アプリを積極的に使っていきましょう。
現金を使わなければ、すべての支払い履歴がアプリに残るので、簡単に自分のお金の使い方を振り返ることができますね。
メリット⑤:個人間送金が簡単にできたり、割り勘機能がある
最後のメリットは、個人間送金や割り勘機能があることです。
これは、スマホ決済の〇〇Payなどで利用できる機能ですが、友人と食事に行ったりしたときや数人でプレゼントやお祝いなどを購入するときに非常に便利です。
個人間送金はもちろん銀行振込でもできますが、口座番号などを知らなくても、電話番号やユーザーIDだけあれば、手数料もなく、簡単に送金できるのでかなり利便性が高いです。
友人や会社の同僚とお金のやりとりをするときは、口座番号とかを教えてもらわずに簡単にできるので、よく利用していますね。
キャッシュレスのデメリット3選
続いて、キャッシュレスのデメリットについても、みていきましょう。
デメリット①:不正利用される可能性がある
キャッシュレスに否定的な人の多くは、このデメリットにリスクを感じて、対応していない人が多いと思います。
このリスクはたしかにありますが、セキュリティ対策をしっかり自分ですること、家計簿アプリの明細で怪しい取引がないかを確認していくことで、リスクは最小限に抑えられます。
万が一、不正な利用があった場合も、多くのクレジットカードや〇〇Payなどのスマホ決済は、60日以内に届け出れば、全額補償になります。
また、現金派の人でも、財布を落とすリスクなど色々なリスクはあるので、そこまでこのリスクを考えすぎて、利便性や経済的なメリットを取らない方が機会損失が大きいと考えています。
デメリット②:端末の故障や電池切れで利用できなくなる可能性がある
2つ目のデメリットは、お店の端末の故障やスマホの電池切れで利用できなくなる可能性があるという点です。
キャッシュレス決済の中で、スマホ決済系は、デジタル化されたデータのやり取りによって成立するため、お店の端末の故障やスマホの電池切れによって利用できなくなるケースが考えられます。
そのため、すべてをスマホに入れて、それ以外を持ち歩かないのは少しリスクが高いと言えます。
クレジットカードや必要最低限の現金を持ち歩くことで、このデメリットに関してはリスクヘッジが可能です。
デメリット③:使えるお店が限られる
お店やサービスによっては、こちらが使用するキャッシュレス決済に対応していない場合もあります。
また、商店街の個人店や地方にいくと、まだまだ現金のみの取り扱いのお店も多いのが実態です。
スマホ決済とクレジットカードなど複数のキャッシュレスに対応しておくことがリスクヘッジに繋がります。
これからさらにキャッシュレスの波はくると思うので、日本でも普及率は高まっていくとは思いますが、現時点では必要最低限の現金を持ち歩くことは必要だと思います。
まとめ
今回は、キャッシュレス対応について、詳しく解説しました。
資産形成の最初の一歩は、こういうところから始まります。
資産が少ないうちは、資産運用でお金を増やすことを考えるよりも、お金の使い方を工夫して、種銭(元となるお金)を作っていくという考え方が大切です。
種銭を作るために有効な”ふるさと納税”について、下の記事で詳しく詳細や手順を解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
また、キャッシュレスの新常識、デジタルバンク『みんなの銀行』についても、まだ口座開設していない方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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最後まで、ご覧いただきありがとうございました。