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SBT(ソウルバウンドトークン)ってあまり聞かないけど、NFTと何が違うんだろう。どうやって使うのかな。
今回は元大手銀行出身で、株式投資経験15年以上、仮想通貨投資経験5年以上の僕たちが、このような疑問に答えていきます。
SBT(ソウルバウンドトークン)は、新しいNFTとして注目されています。
「譲渡・転売不可」という特徴を活かして、証明書の代わりとして使われていく可能性があります。
SBT(ソウルバウンドトークン)に興味があるNFT超初心者向け方に、できるだけかみ砕いて説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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Contents
SBT(ソウルバウンドトークン)とは「譲渡不可のNFT」
まずは、仮想通貨市場において、新しいNFTとして注目を集めているSBT(=Soul Bound Token)について解説していきます。
Soul Boundとは、日本語で「魂に縛られた」や「魂に紐づいた」と訳すことができます。
この「魂に縛られた」が意味するのは、SBTの最大の特徴である「譲渡・転売不可のNFT」のことです。
SBTの3つの特徴を詳しくみていきましょう。
- 譲渡・転売ができない
- 経歴や実績などの証明証になる
- 第三者から保証されてから受け取る
譲渡・転売ができない
SBTは、譲渡・転売不可能のNFTです。
NFTと同様にデジタルアートなどのアイテムで使用されています。
ただし、一般的なNFTとは異なり、一度取得したSBTは永久的に自分のウォレットに紐づきます。
つまり、他人への譲渡や転売ができません。
二次流通での売買が可能な一般的なNFTとは異なり、イベント関連のチケットや証明書などに応用が期待できます。
経歴や実績などの証明証になる
SBTは自身の経歴や実績、または本人確認の証明書としての仕様が期待されています。
実際に三井住友フィナンシャルグループは、SBTを本人確認などの証明に活用する実証実験を開始しました。
他にも、卒業証明書といった証明書として使われることも考えられています。
もしSBTとして管理しておけば、データを瞬時に就職先の企業に送ることができるので、利便性につながるワケです。
日常的にSBTを利用できるようになるとかなり便利な社会になりそうですね。
第三者から保証されてから受け取る
SBTは、第三者から発行されて機能する証明書を前提としています。
例えば免許証などの資格は、第三者(公的機関)からもらっている保証(証明)です。
SBTは譲渡・転売ができないので、唯一無二の証明である特徴から、捏造されることはありません。
つまり、SBTが実用化されれば、なりすまし対策となり自身の存在を証明することができます。
SBT(ソウルバウンドトークン)とNFTの違いは「資産性の有無」
SBTと通常のNFTの大きな違いは、「資産性を持つかどうか」です。
SBTの特徴は「譲渡・転売ができない」でしたね。
物の価値は多くの人に認知され、関心が寄せられることで需要が高まります。
SBTは譲渡・転売ができるNFTとは違い、いくら需要があっても相手に渡すことはできません。
つまり、SBT自体には流動性がないために、資産性を持ちにくいということです。
SBT(ソウルバウンドトークン)の使用方法4選
次に、SBTの使用方法を4つご紹介します。
- DAOのシビル攻撃対策になる
- ソウルドロップが使える
- NFTコレクションでアートの希少性を守る
- イベントなどの参加証明
1.DAOのシビル攻撃対策になる
DAO(分散型自立組織)における、シビル攻撃の対策になるのがSBTです。
DAOとは、特定の所有者や管理者が存在しないコミュニティのことです。
DAOは管理者が存在せず、民主化されているため、投票によってコミュニティの意志が決定されます。
その特徴を逆手にとって、ひとりが複数のアカウントを作成して投票する不正行為(=シビル攻撃)が行われると、民主性が失われてしまいます。
しかし、SBTは個人に紐づいたトークンです。
SBTを使うことでアカウントの偽装対策に強いだけでなく、社会的な信用やコミュニティへの貢献度を投票権として、システムを構築できます。
つまり、SBTはシビル攻撃の大きな抑止力になるということです。
2.ソウルドロップが使える
エアドロップと呼ばれるNFTを無料で配布する機能があります。
新プロジェクトの立ち上げ時やコミュニティの活性化、ファンやフォロワーの獲得を目的に実施されます。
エアドロップとGiveaway(ギブアウェイ)の意味はほぼ同じです。
SBTを保持するウォレットを「ソウル」と呼ばれ、SBT及びソウルを活用したエアドロップのことを「ソウルドロップ」といいます。
エアドロップでは、シビル攻撃のようにひとりが複数のアカウントを作って参加する不正者が発生します。
しかしソウルドロップでは、ソウル内のSBTを確認することで、参加者の情報がわかり、不正行為を抑止できます。
さらに、SBTでコミュニティへの貢献度などをチェックすることが可能です。
3.NFTコレクションでアートの希少性を守る
現在、NFTアートはコピー品や偽物が多数発生しています。
本物と偽物を判断するのは難しいですよね。
結果、NFTアートの希少性が失われる事態が起きてしまいます。
しかし、SBTはNFTアーティストのコレクションと紐づけることが可能です。
SBTにより、NFTコレクターはNFTアートを誰が作ったのかを特定できるため、偽装できないようになります。
つまり、NFTアーティストにとって大切な作品の希少性を守ることができます。
4.イベントなどの参加証明
SBTはイベントやセミナーの参加証明としても使われます。
例えば、音楽ライブのチケットの代わりやオンラインスクールの入学許可証などです。
また、SBTがイベント参加の証明書になったり、何かを購入したことを証明するNFTとしても使われています。
このようなSBTをコレクションしておくと、特定のNFTアートの優先購入権(WL/AL)が得られることもあるのでおもしろいですね!
SBT(ソウルバウンドトークン)の期待されている活用事例5選
SBTの今後期待されている活用事例は次の5つです。
- 出生証明書
- 学習歴証明書(卒業証明書・成績証明書)
- 各種免許証
- 公的書類をペーパーレス化
- 無担保でお金を借りられる
1.出生証明書
出生証明書は通常、子どもが産まれた時に医療機関が作成してくれます。
そして、出生証明書は出生届を市役所や区役所に提出するときに使われる一回限りの書類です。
日本では役所で発行できる出生証明書は存在しません。
一般的には、出生の証明は次の書類で代替されています。
- 戸籍抄本(抄本)
- 出生届記載事項証明書
- 出生届受理証明証
SBTであれば出生情報を記録できるため、出生証明書としての活用が期待できます。
2.学習歴証明書(卒業証明書・成績証明書)
SBTは卒業証明書や学修歴証明書としての用途が考えられています。
実際に千葉工業大学が国内で初めて学修歴証明書(卒業証明や成績証明等)をNFTで発行しましたね!
この度、第一弾として伊藤穰一がセンター長を務める千葉工業大学変革センターにて、NFT(非代替性トー
千葉工業大学「国内初!千葉工業大学で学修歴証明書をNFTで発行」
クン)による学修歴証明の発行を開始したことを発表いたします。
学修歴証明書のデジタル化は、次のメリットが考えるため、文部科学省も注目しています。
- 学歴詐称リスクの軽減
- 学修歴携帯性 ・利便性向上
- 事務効率化 ・生産性向上
- 国際的な活躍の支援
- 生涯教育の推進
- SDGs
デジタル化により、学生や卒業生がいつでもどこでも自身の学習歴証明書を取得し、採用企業に送付することが可能です。
また、SBTの技術を使えば、学歴詐称を避けることが期待できます。
3.各種免許証
NFTは免許証として扱われることも期待されています。
特にSBTは他人に譲渡できないという特徴から、偽造の防止やセキュリティの向上につながり、免許証としての用途とマッチしています。
- 運転免許証
- パスポート
- 医師免許
- その他の取り扱い免許など
もし免許証がSBTになれば、管理がラクになりますね。
4.公的書類をペーパーレス化
SBTは公的書類のペーパーレス化につながる可能性があります。
SBTは信頼性が高く、例えば誤って他人に譲渡することがないからです。
もし、公的書類がSBTによってペーパレス化した未来は次のような変化が期待できます。
- 書類発行、管理、取引の効率化
- 書類をデジタル化してオンラインで発行・管理・取引ができるようになれば、手続きの時間や手間が削減される。
- コスト削減
- 印刷や郵送、または書類の管理コストが削減される。
- セキュリティ向上
- 書類の改ざんや偽造、紛失、情報漏洩などのリスクが低減される。
市役所で何時間も待つ必要がなくなるのは嬉しいですね!
5.無担保でお金を借りられる
SBTを使って個人の社会的地位などを証明できるようになると、SBT自体の信用性が高くなります。
ローンは担保の有無という観点で2種類に分けることができ、信用度が高く、返済能力が高いと判断されれば、無担保でもお金を借りることができます。
同様に、SBTで信用度を証明できると無担保でお金を借りることが可能になると予想されます。
クレジットカードの審査に、SBTによる証明が追加されるかもしれませんね。
SBT(ソウルバウンドトークン)の懸念点
最後にSBTの懸念点をご紹介します。
- ネガティブな情報が残る可能性
- アクセスできない
- 乗っ取りのリスク
SBTがすべての面で優れている訳ではないので、懸念点を把握した上で活用しましょう。
ネガティブな情報が残る可能性
SBTはインターネット上で自分の身分を証明できる特徴があります。
しかし、ブロックチェーン技術を利用しているため、一度記録された情報は不可逆的に記録され、削除されることができません。
つまり、過去に犯した過ちは、情報として常に付きまとわれる可能性があります。
もしSBTが公的書類の発行に利用され、誤った情報が記録されてしまった場合でも同様です。
誤った情報であっても永遠に残ってしまう可能性があります。
SBTを利用するには、法的な整備が重要になりそうです。
アクセスできない・乗っ取りのリスク
SBTは譲渡不可能なNFTですから、盗まれる心配は必要ありません。
しかし、SBTを保管するウォレット自体は、アクセスできなくなったり、乗っ取りにあうリスクがあります。
NFTを扱う以上は、フィッシング詐欺などには注意しましょう!
まとめ:SBT(ソウルバウンドトークン)の将来性に期待しよう!
今回は、SBT(ソウルバウンドトークン)とNFTの違い・活用事例を解説しました。
SBTは一言でいうと「譲渡不可のNFT」です。
他人に譲渡できないことから、誰かに売ることもないので資産性がありません。
また、SBTは身分を証明できる信頼性の高さから、さまざまな活用が期待されます。
- 出生証明書
- 学習歴証明書(卒業証明書・成績証明書)
- 各種免許証
- 公的書類をペーパーレス化
- 無担保でお金を借りられる
SBTを使って便利な未来が期待できますね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。